それまで165~167円で推移していたポンド円。これが、4月28日に170円超え。一度は168円まで下がったものの、5月5日に再び170円突破。
ポンド円の170円超えは、2022年秋以来のこと。それ以前となると、2016年2月まで遡る。
このような、尋常でない円安は「必ずすぐに元に戻るはず」と考えて、ショートエントリーを繰り返していた人も少なからずいたはずだが、「いい加減、そろそろ落ちるだろう」と思われた中、5月9日に一度169.9まで下がって一気に170円後半に戻り、そこで停滞。
5月10日、さらにそこから171.1まで上昇した。
教訓
5月9日に169.9まで下がった時には「ついに来た!」と勢いづき、ショートを追加。
…と、そこから
170.5あたりに戻り、いつまで経っても落ちて来ない…
5月10日、耐えきれず損切りしたあと、一度、171超え。
ここでもう一度ショートでエントリーすればいいものを、弱気になって、チャンスを見送ることに…
今回は米CPIの発表にもよるところが大きいが、極端な円安は「そろそろ戻る」という、平凡な直感自体は間違っていなかった。
ただ、「功を焦った」のと「気長に待つことができなかった」のを両方やってしまったために大損した。
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